パリのルーヴル美術館は、サモトラケのニケ像の修復資金の調達を目的とした寄付を募ることを発表した。今回の募集では、2013年末までに100万ユーロ(約1億3000万円)を集めることを目標としている。
ヘレニズム彫刻の傑作であるサモトラケのニケ像は1863年ギリシャのサモトラケ島で発見されたもので、ルーヴルの収蔵品の中でもミロのヴィーナス、モナ・リザと並ぶ最も重要な収蔵品の一つ。
修復作業に係る予算は総額で4百万ユーロ(約5億2千万円)に達する見込みで、ルーヴル美術館は既に日本テレビホールディングス、フランスのフィマラック社、バンク・オブ・アメリカ、メリル・リンチをはじめとした各メセナから約3百万ユーロを集めているものの、目標とする額まで100万ユーロ不足している状況であるという。
2013年9月3日(火)からニケ像はルーヴル美術館での一般公開を中止し、修復を経て2014年夏に再び展示される予定。