2013年8月28日(水)から開催された第70回ベネチア国際映画祭の授賞式が7日(土)開催され、ギリシャのアレクサンドロス・アブラナス監督の「Miss Violence(ミス・バイオレンス)」が初参加で監督賞である銀獅子賞を獲得する快挙を成し遂げた。
また同作品で一家の父親役を演じたセミス・パーヌが最優秀男優賞を獲得。舞台俳優としての30年のキャリアを最高の賞で飾ったパーヌはベネチア初参加にして銀獅子賞を獲得したアブラナス監督とともに受賞の喜びを分かち合った。
なお、作品賞である金獅子賞は、イタリアのジャンフランコ・ロージ監督の「サクロ・グラ」が獲得している。
また銀獅子賞に先立ち、アブラナス監督の「Miss Violence(ミス・バイオレンス)」は授賞式前夜の6日(金)に批評家賞であるFEDEORA賞と、18歳から26歳の若者70人の投票により決定されるArca Cinema Giovanni賞を受賞した。
ギリシャの監督としては、ヨルゴス・ランシモス監督が第68回ベネチア国際映画祭で脚本賞を受賞して以来のビッグニュースだけに、ギリシャ国内のメディアでも大きく報じられている。
長編第2作にして初参加のベネチアで銀獅子賞を獲得した若干36歳のアブラナス監督の作品の公開が待たれるところ。
・「Miss Violence(ミス・バイオレンス)」ベネチア国際映画祭BiennaleChannel