ギリシャのパンデリス・ブルガリス監督の映画「ミクラ・アングリア(原題/英語題:Little England)」が、第87回アカデミー賞外国語映画賞部門のギリシャ出品作品として選出されたことが明らかになった。
ブルガリス監督の「ミクラ・アングリア」が最終候補5作品に選出されれば、2011年に開催された第83回アカデミー賞でギリシャのヨルゴス・ランシモス監督の映画『籠の中の乙女(ギリシャ語原題:キノドンダス/犬歯)』が候補となって以来の快挙となる。
パンデリス・ブルガリス監督は1940年アテネ生まれ。アテネのスタヴラコス映画学校で学んだ後、助手として数々の映画製作に携わり、1965年初の短編映画「オ・クレフティス(原題)」で監督デビュー。現在まで短編・長編・ドキュメンタリー映画まで幅広く監督しており、代表作は「ニフェス(原題)」(2004年)、「プシヒ・バシア(原題)」(2009年)など。
今回候補として選出された「ミクラ・アングリア」では、ギリシャ人小説家のイオアナ・カリスティアニの同名小説を原作に、ある島に建つ一つの家に住まうオルサとその妹モスハの秘密と愛をめぐる数奇な物語を描いている。
なお、日本からはカナダ・モントリオール世界映画祭で2014年9月1日(月)呉美保監督が最優秀監督賞を受賞した映画「そこのみにて光輝く」が日本代表作品として選出されている。
世界各国から選ばれた外国語映画作品の中から最終的に5作品がノミネート候補として来年2015年1月15日(木)に発表されることになっており、この5作品の中から2月22日(日)の授賞式で受賞作品が発表される。