
ギリシャの誇る世界的作家ニコス・カザンザキスの 『禁欲』、現代ギリシャ詩人の詩を集めた『現代ギリシア詞華集』ほか数々の現代ギリシャの文学作品の翻訳を手掛ける新進気鋭の研究者・福田耕佑氏が日本語訳を手掛けたギリシャの女性作家テシー・バイラ(Τέσυ Μπάιλα)の『雨の日の茶』が京緑社から出版された。

著者のテシー・バイラはPen Greece Internationalの設立メンバーであり現会長。今回日本語訳されたこの小説は、バイラ氏が来日した際の体験と地震の魂の探求と癒しが融合した作品となっている。
本書は全国の書店にて購入が可能。
『雨の日の茶』書肆情報
テシー・バイラ(著)/福田耕佑(訳)
発行:京緑社
B6判 438ページ
定価 4,500 円+税4,950 円(税込)
紹介:
アテネの生活の中で受けた傷に押しつぶされた若き考古学者のフリスティナは、運命の導くままに日本へと逃げ込むこととなった。ここ日本でフリスティナは人生の哲学の講義をしてくれた友人の敏夫、芸者の寛子とその秘密、そしてお伽噺に出てくる悪役のような老婆の公美と出会い、自らの傷を乗り越え、どうしてこの国に来たのか、そしてこれからどう生きていくのかを学ぶこととなった。そして決意を新たにして人生の次の生涯を歩み出そうとした時に…。ニコス・カザンザキスが描いた日本とギリシアを引き受け、国際PEN Greece会長のペンを通して現代のお伽噺は再び私たちの絆を描く!