EU Film Days 2026:ギリシャ映画『マーダレス』原作者パパディアマンディスがテーマの記念講演が東京で開催

参加者を前に挨拶するオルガ・クリアマキ駐日ギリシャ大使

2026年5月15日(金)東京・千代田区の大妻女子大学千代田キャンパスで、エヴァ・ナテナ監督のギリシャ映画『マーダレス(Murderess/Φόνισσα)』のEU Film Days 2026での上映を記念して、同作の原作者にしてギリシャを代表する文学者のひとりであるアレクサンドロス・パパディアマンディス(1851-1911)をテーマにした記念講演ならびに同作の特別上映が行われた。

特別上映を前に挨拶するエヴァ・ナテナ監督

今回の記念講演と特別上映は、駐日ギリシャ大使館と大妻女子大学比較文化学科が共催、日本ギリシャ協会および在日ギリシャ商工会議所の協賛により開催されたもの。

会場では講演に先立ち、オルガ・クリアマキ駐日ギリシャ大使が挨拶。続いて渡邉顕彦・大妻女子大学教授による講演「Greek language and culture in Papadiamantis’ works」が、福田耕佑・就実大学講師による講演「Alexandros Papadiamantis: His Literature and Works」が行われた。

また、特別上映を前に同作の監督であるギリシャのエヴァ・ナテナ氏による作品の解説が行われ、パパディアマンディスの原作との関わりについて、また10年に及ぶ綿密な調査の結果がどのように作品に反映されたかに至るまで、監督による解説が行われた。

(左から)渡邉顕彦・大妻女子大学教授、ナテナ監督、クリアマキ大使、福田耕佑・就実大学人文科学部講師
翌日16日(土)にはEU Film Days 2026の会場である東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムで、ナテナ監督と、重松清の小説が原作の映画『幼な子われらに生まれ』の監督である三島有紀子氏による「文学作品を映画化する:ギリシャと日本の作り手から」と題したEU Film Days 2026スペシャル・トークイベントが行われ、二人の監督の間で熱い議論が交わされた。
(左から)ナテナ監督、三島有紀子監督
(左から)三島有紀子監督、ナテナ監督、グラス駐日ギリシャ大使館二等書記官

photos: Junko Nagata ©GreeceJapan.com

永田 純子
永田 純子
(Junko Nagata) GreeceJapan.com 代表。またギリシャ語で日本各地の名所を紹介する  IAPONIA.GR, 英語で日本を紹介する JAPANbywebの共同創設者。

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