ツアー・オブ・ジャパン2024:キプロスのアグロティス、マトリックスパワータグから参戦

26日(日)のチーム紹介に登場したマトリックスパワータグのライダー

2024年5月19日(日)から5月26日(日)まで、自転車ロードレースでは国内最大級のUCI公認ステージレースである「ツアー・オブ・ジャパン 2024」が開催され、大阪に拠点を置く安原昌弘監督率いるマトリックスパワータグからキプロスのアレクサンドロス・アグロティス(Alexandros Agrotis)が参戦、全8ステージに出走した。

(左から)マトリックスパワータグの岡崎一輝、織田聖、小林海、アグロティス、トリビオ・アルコレア、マンセボ・ペレス

UCIアジアツアー2.1にカテゴライズされる自転車ロードレースであり、日本国内では都府県をまたぐ唯一のステージレースとして、大阪・堺を皮切りに東京まで全8ステージに渡って行われるこのツアーに今年マトリックスパワータグから参戦したアレクサンドロス・アグロティスは1998年キプロス生まれ。16歳の時甲状腺がんと診断されたもののこれを克服。2017年にはキプロス選手権ロードで優勝、2022年にはIsrael Cycling Academy (CT)で活動、キプロス人初のワールドサイクリングチーム入りを果たし、2024年からマトリックスパワータグに所属。昨年同チームで活躍したギリシャのゲオルギオス・バグラスが「たけし」の愛称を得たのと同様、「よしお」の名を得て戦っている。

ライダーとして数々のレースを転戦するアグロティスは、病を克服し自転車レースで活躍しながらこのがんの啓発と予防に携わるその姿が高く評価され、第7ステージ 市制施行70周年記念 相模原が行われた今年5月25日の「世界甲状腺の日」にキプロス銀行腫瘍学センターの名誉大使を務めることが発表されている。

19日(日)の第1ステージ 堺で落車し負傷したアグロティスは、GreeceJapan.comが取材を行った25日(土)第7ステージ 市制施行70周年記念 相模原で19位、26日(日)の最終第8ステージ SPEEDチャンネル 東京では11位で完走。マトリックスパワータグは団体総合時間順位で7位の成績でツアーを終えた。

また、26日(日)の最終第8ステージ SPEEDチャンネル 東京にはキプロスから駆け付けたアグロティスの両親と姉が観戦に訪れ、沿道からチームを激励した。

[ GreeceJapan.com 第7・第8ステージ フォトレポート ]

26日(日)スタートラインで出走の時を待つマトリックスパワータグのアグロティス(右)とマンセボ・ペレス(左)
マトリックスパワータグのアグロティス(83・右)とトリビオ・アルコレア(82・左)
26日(日)高い気温と強風の中、集団の中で順位をキープするアグロティス(83・右)とマンセボ・ペレス(81・左)
(左から)26日(日)第8ステージ東京でのトリビオ・アルコレア(82)、アグロティス(83)、織田聖(86)
26日(日)出走前にスタートサインボードにサインするアグロティスとマトリックスパワータグのライダー
26日(日)第8ステージ東京全16チームの選手がサインしたスタートサインボード
キプロス国旗が飾られた26日(日)の第8ステージ東京の沿道
26日(日)のレース後キプロス国旗とともに撮影に応えたマトリックスパワータグのライダーとチームスタッフ、安原監督
26日(日)のレース後、撮影に応えたキプロスから応援に駆け付けたアグロティスの両親と姉
25日(土)第7ステージ相模原を終えひと息ついたマトリックスパワータグのライダーと安原監督

photos: Junko Nagata ©GreeceJapan.com

永田 純子
永田 純子
(Junko Nagata) GreeceJapan.com 代表。またギリシャ語で日本各地の名所を紹介する  IAPONIA.GR, 英語で日本を紹介する JAPANbywebの共同創設者。

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