ギリシャに初の火葬場がオープン

photo: cremservices.gr © Yiorgis Yerolymbos

ギリシャで火葬が合法化されてから13年後の今年2019年、ギリシャで初の火葬場がアテネの北70kmに位置するリトナにオープンした。

この火葬場は民間企業「Crem Services SA」が400万ユーロを超える費用を費やして建設。これまでアテネとテッサロニキでこうした火葬場を建設するため両市当局が長年に渡って様々な努力を重ねてきたが実現に至らなかったもの。

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欧州連合(EU)で最後に火葬場を国内に整備した国となったギリシャでは、2006年から火葬の実施が合法となっていたにも関わらず、正教会の激しい反対を理由に今日まで建設されていなかった。今回火葬場が建設されるに至ったのにはギリシャ国内の墓地における埋葬場所の深刻な不足が背景にあるという。

こうして火葬された遺灰は、海中や自然への散骨や空中からの散骨といった葬送方法が採られるという。

なお古代ギリシャで遺灰を収めていた骨壺に想を得てデザインされた現代の骨壺は以下のとおり。

Photo: cremservices.gr

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永田 純子

永田 純子

GreeceJapan.com 代表。またギリシャ語で日本各地の名所を紹介する  IAPONIA.GR, 英語で日本を紹介する JAPANbyweb 、および 英語版ニュースのGreek.world の共同創設者。

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