Photos: Junko Nagata
東京・千駄ヶ谷の東京体育館で2015年12月4日（金）から6日（日）まで3日間に渡って開催された柔道グランドスラム東京大会（Judo Grand-Slam Tokyo 2015）で、ギリシャから男子90kg級にアテネ五輪金・ロンドン五輪銅メダリストのイリアス・イリアディス、男子73kg級にヨルゴス・アゾイディス、男子81kg級にロマン・ムストプロスが出場した。
大会2日目の5日（土）には男子73kg級・男子81kg級の試合が行われ、73kg級のアゾイディスは1回戦でスペインのウエマツ・キヨシ（Uematsu Kiyoshi）と対戦、惜しくも3つの指導で敗退。
１週間前に韓国・チェジュで行われたグランプリで銅メダルを獲得しリオ代表入りを狙う81kg級のムストプロスは、１回戦でスペインのAdrian Nacimento Lorenzoを、2回戦でラトビアのKonstantins Ovchinnikovsを破り3回戦に進出。3回戦では今回金メダルを獲得したジョージアのチリキシビリ（Avtandili Tchrikishvili） に敗退するも、敗者復活戦でカザフスタンの Adlet MissinIを破り3位決定戦に進出。3位決定戦で銅メダルを賭けて戦った日本の永瀬 貴規に敗れ、惜しくもメダルを逃した。
大会3日目の6日（日）に男子90kg級に出場したイリアディスは1回戦でエストニアのAleksandr Marmeljuk を破ったものの、この試合で肩を負傷し続くロシアの Kirillv Voprosovとの2回戦を棄権。韓国・チェジュ大会に続くメダル獲得はならなかった。