ライダーの交通安全を祈願する「バイク神社」~埼玉県小鹿野町・小鹿神社

埼玉県秩父郡小鹿野町にある小鹿(おしか)神社は、国道299号小鹿野バイパスの傍らにある歴史ある神社だ。創建年代は古代とも、平安時代とも諸説あるものの、現在に至るまで長年に渡って地元の人々を見守り続けている。

そんな小鹿神社は、日本全国からバイク乗りが参拝する「バイク神社」としてライダー達には知られている。きっかけは2006年(平成18年)町おこし事業の一環として、小鹿野町でオートバイによるまちおこし事業が開始。ツーリングのため秩父地方を訪れるライダーを迎える様々な施策を企画する中で、神鹿が東征中の日本武尊(ヤマトタケル)を導いたとの神話が伝わる小鹿神社に着目。鹿の二本の角をバイクのハンドルに見立て、ライダーの無事とバイクの交通安全を祈願する神社として新たな一歩を踏み出したのだという。

社殿に通じる参道の石段から境内には、小鹿野のアルファベット表記「OGANO」をデフォルメし、オートバイのシルエットをあしらったロゴマークが染め抜かれたのぼり旗が立てられ、「バイクで転倒しない」をもじったテントウムシをあしらった転倒防止お守りなど、バイクの交通安全を祈願する様々なお守りが販売されている。訪れたライダーの多くは参拝の後、社殿脇の社務所に置かれたノートに訪問日と名前、そして愛車の車種をつづり、旅の安全を祈ってゆく。

「バイク神社」小鹿神社に始まり、バイク専用の駐輪スペースが設けられた飲食店や宿泊施設、そしてライダーズカフェまで、町をあげてライダーを歓迎する小鹿野町。2021年4月には旧「バイクの森おがの」施設が新たに「小鹿野バイクの森」として再出発、敷地内には埼玉県に本社を置くヘルメットメーカー・アライヘルメットが運営するアライヘルメットミュージアムがオープンするなど、様々な形で町の魅力を発信し続けている。

Photos: Junko Nagata ©GreeceJapan.com

今年2021年に20周年を迎えたGreeceJapanへ、皆さまのご支援を賜りたく思います。次の時代へギリシャと日本の関係を繋いでいくため、皆さまのお力添えをお願いいたします

GreeceJapan.comをソーシャルメディアでフォローしてご支援ください!
Follow us
Follow us
Follow us
Follow us
永田 純子

永田 純子

GreeceJapan.com 代表。またギリシャ語で日本各地の名所を紹介する  IAPONIA.GR, 英語で日本を紹介する JAPANbywebの共同創設者。

scroll to top