
ギリシャの誇る鬼才ヤニス・クセナキスの作品を追求し続けている稀代のパーカッショニスト・加藤訓子が自身の代表的プログラム「META XENAKIS -メタ・クセナキス-」欧州ツアー凱旋公演を3月31日(火)東京・国立市のFSXホールで開催した。
今回の凱旋公演では、クセナキスの代表作「ルボン」「プサッファ」を加藤訓子と観世流シテ方能楽の中所宜夫(なかしょ のぶお)によるコラボレーション舞台として世界初公演。続いて、2024年に出版された『Meta-Xenakis』の共同編集者である仏・ルーアン大学クセナキス・センター代表のシャロン・カナック氏、イギリスの作曲家でクセナキスが開発したコンピュータ音楽システム研究の第一人者であるピーター・ネルソン氏が登壇し、水野みか子・日本電子音楽協会会長をモデレーターに『Meta-Xenakis』出版記念カンファレンスが行われ、加藤氏、中所氏それぞれのクセナキスとの出会いから、クセナキスの魅力の深淵に至るまで、限られた時間の中で活発な意見交換が行われた。
最後に、悪原至、古屋千尋、藤本亮平、横内奏、青栁はる夏、戸崎可梨、細野幸一、梅津愛華ら若き才能あふれるパーカッショニストがクセナキスの「プレイアデス」を熱演。オルガ・クリアマキ駐日ギリシャ大使らをはじめとする観客らがその稀有な音色を堪能した。










photos: Junko Nagata ©GreeceJapan.com