ギリシャ:壊滅的被害をもたらした大地震から60年(Video)

1953年8月9日から12日の4日間、135回にもおよぶ余震とともに非常に大きな地震が3度ギリシャ・イオニア諸島の島の中でもケファロニア島、ザキントス島、イタキ島を襲った。

最初の大きな地震は1953年8月9日に発生したマグニチュード6.4の地震。この地震は主にケファロニア島東部とイサキ島を襲った。

続く2回目の大きな地震は8月11日に発生。マグニチュード6.8を記録し、ケファロニア島とザキントス島に甚大な被害をもたらした。

しかし8月12日朝、連日の二度の地震で既に大きな被害を受けたケファロニア島の南東部を震源とする一連の地震の中でも最も大きなマグニチュード7.2の3回目の地震が発生。同じ日の正午には再びマグニチュード6.3の大きな余震が発生し、これによりケファロニア島は壊滅的被害を受けた。

この3度の地震による被害は死者871名、負傷者1690人。家を失った者は14万5千人以上に上った。

また33,000棟の建物のうち、地震により倒壊した建物はなんと27,659棟、半壊は2,780棟にも及んだ。

「ギリシャのヒロシマ」と当時の被害を伝える現地紙。

被害は震災だけに止まらず、ザキントス島の都市部では地震後火災が街を襲い、多くの家屋が焼失。また家屋だけでなく、貴重な歴史的建造物の数々もこの時失われた。

第2次世界大戦と続く内戦で疲弊しきっていたギリシャにはこれほどの大規模震災に対応するだけの準備ができていなかった。

そんな中、最も大きな力となったのは地中海海域の外国海軍からの救助で、中でもイスラエル海軍は真っ先にケファロニア島に駆けつけ救助活動を開始。イギリス、アメリカ、イタリア、フランス、ニュージーランドの各国の海軍もこれに加わり、イオニア海の島々における救助・救援に尽力した。

・地震を報道したイギリスのニュース映像(ビデオ)

・1953年の地震後のケファロニア島を撮影した写真


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