アテネ五輪組織委員会長の自叙伝、アメリカでベストセラー

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2004年アテネ五輪組織委員会会長として活躍したヤンナ・アンゲロプール・ダスカラキ氏の自叙伝が今アメリカでベストセラーとなり、注目を集めている。

英語で書かれたこの自叙伝は「ニューヨークタイムス」と「ウォールストリートジャーナル」のベストセラー・ノンフィクション部門で上位10位をマークしているという。

アンゲロプール氏はこの自叙伝で、彼女自身の視点、経験、出来事、そしてここ20年間に及ぶギリシャの政治経済において重要な役割を演じた人々を通じて、クレタ島での最初の一歩からアテネオリンピックに至る自らの半生を明らかにしている。

アメリカでの出版記念パーティでアンゲロプール氏は「まず私は、この本を書くことで、世界にギリシャのもう一つの姿を知っていただきたかったのです。私の言うギリシャとは、何かを成し得る力を持ち、オリンピックという奇跡を成功させ、そこから多くのものを学んだ我々の祖国です。しかしながら、様々な政治家たちの手から手へバトンが渡されるうち、彼らはバトンを放り出してしまった。こうして人々の人生は一変してしまったのです」と語った。

またアメリカのビル・クリントン元大統領はアンゲロプール氏の自叙伝『My Greek Drama』について、「自らの人生を、属する組織を、また自らの祖国を生まれ変わらせる方法を追い求める者にとってまたとない一冊である」と評している。

アンゲロプール氏は現在アメリカで、講演会等を通じて自叙伝の広報活動を行っている。

●Greecejapan.com/ 永田 純子

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