Tokyo 2020:第一聖火ランナー、ギリシャ女子射撃のコラカキ「オリンピックは今年開催されるべきでない」

photo: Anna Korakaki facebook page

世界的な新型コロナウイルス感染拡大が各国に大きな混乱をもたらしている現在、今年7月から開催が予定されている東京オリンピックについても各方面から延期を求める声が上がっている。そんな中、2016年リオ五輪女子射撃競技で金銅と2つのメダルを獲得した射撃界のトップアスリートで、東京オリンピックの第一聖火ランナーを史上初めて女性として務めたギリシャのアナ・コラカキが東京オリンピックについて次のようにメディアに訴え、大会の延期を強く求めた。

「私はオリンピックで果たして何が起こるのか何の情報も持っていません。国際オリンピック委員会(IOC)は、大会は予定どおり開催される、だから我々に大会に向け引き続き準備するようにと言うばかりです。

これは既に東京オリンピックの代表として選出された選手だけの問題ではなく、代表選出の対象となる国際大会の多くが開催されていない今、これから代表選出に向け戦う選手にとっても同じように大きな問題です。

こうした状況を見れば、東京オリンピックが延期されるというのは自然なことでしょう。問題は今、まさにこの時なのです。一か月家の中に閉じこもってトレーニングも出来ず、それでもオリンピックは4か月後に開催されると言う。その時には問題は解決しているかも知れません。しかし、問題なのは今なのです。

IOCは我々に『いつも通り』準備を続けよということにこだわりますが、既に我々がその『いつも通り』の状況にない今、どのようにして続けよと言うのでしょうか。そんな中でも、ロシアの射撃競技の代表選手は自主検疫を行わずトレーニングセンターで大会に向け準備を行っている。私はある問いを投げかけたい。もし、オリンピックの選手村に新型コロナウイルスの感染者がいたらどうなるのか?選手村には世界中から集まった約1万2千人あまりの人々がいるのです。」

ギリシャのトップアスリートから大会延期を求める声があがるのはこれが初めてではない。今月19日(木)アテネのパナシナイコスタジアムで行われた聖火引渡式で最終聖火ランナーを務めたリオ五輪女子棒高跳び金のカテリナ(エカテリニ)・ステファニディは15日(日)と17日(火)自身のツイッターに投稿、アスリートらをはじめ周囲の人々を危険にさらし続ることになるとして予定通りの東京オリンピック開催を主張するIOCを強く非難している。

 


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