1896年第1回近代オリンピック・マラソン競技の勝者に贈られたクラテール、ギリシャに返還

photo © Eleftherios Galanopoulos

1896年(明治29)開催の第1回近代オリンピックのマラソン競技で金メダルを獲得したギリシャ人スピロス・ルイスに贈られた古代のクラテール(甕)が今年11月ドイツからギリシャに返還された。

審判の視点から見た二人のランナーの姿があしらわれたこのクラテール(甕)は紀元前6世紀に製作されたもので、ギリシャ人アンティークディーラーのイオアニス・ランブロスからスピロス・ルイスに贈られ、これまでドイツ・ミュンスター大学の考古学博物館に展示されていた。

1930年(昭和5)から1937年(昭和12)にかけてアテネに滞在したドイツ人蒐集家が取得したというこのクラテール(甕)は、2019年11月13日(水)ギリシャ・アテネの考古学博物館で行われた式典でギリシャ側に返還。式典にはドイツ・ミュンスター大学長とギリシャのリナ・メンドーニ文化体育相が出席した。

 

永田 純子

永田 純子

GreeceJapan.com 代表。またギリシャ語で日本各地の名所を紹介する  IAPONIA.GR, 英語で日本を紹介する JAPANbyweb 、および 英語版ニュースのGreek.world の共同創設者。

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