カテリナ・エヴァンゲラトゥ、ギリシャ最大の芸術祭アテネ・エピダヴロスフェスティバルの新芸術監督に

photo: Facebook page Katerina Evangelatos

ギリシャ文化・スポーツ省はギリシャ最大の芸術祭アテネ・エピダヴロスフェスティバルの芸術監督に女性演出家のカテリナ・エヴァンゲラトゥ(エヴァンゲラトス)が就任したと発表した。ヴァンゲリス・セオドロプロスの後任として就任したエヴァンゲラトゥの任期は3年間。

カテリナ・エヴァンゲラトゥは現在40歳。ギリシャ国立劇場演劇学校で演技を、ギリシャ音楽院で音楽を学んだ後、ロンドンとモスクワで演出を学んだ。ギリシャ語のほか英語、フランス語、ロシア語に堪能な才媛で、演出家としては2006年ギリシャ国立劇場でデビュー。オペラから劇作まで、これまで20を超える作品で監督を務めている。

アテネ・エピダヴロスフェスティバルでは2017年エピダヴロスでエウリピデスのギリシャ悲劇「アルケスティス」をはじめとする作品を演出。来年2020年6月にはアテネ・エピダヴロスフェスティバルのプログラムの一つとして、ギリシャ国立歌劇場が上演するジュゼッペ・ヴェルディの「リゴレット」を演出する予定という。

古代劇にも携わるエヴァンゲラトゥはギリシャ国内外の劇場で教鞭を執るほか講演も行なっており、2018年にはEuropean Cultural Centre of Delphiとのコラボレーションでギリシャ・デルフィで行われたワークショップ「International Workshop on Ancient Drama」で責任者を務めた。

今年2019年のアテネ・エピダヴロスフェスティバルには日本の演出家・監督による作品の上演はなかったが、日本から舞踊家・梅川壱ノ介が駆けつけフェスティバルのプログラムのひとつ「エピダヴロス・リュケイオン」でその磨き抜かれた技を伝授した。

GreeceJapan.comアーカイブ:アテネ・エピダヴロスフェスティバル2019:日本の舞踊家・梅川壱ノ介がその技を伝授

永田 純子

永田 純子

GreeceJapan.com 代表。またギリシャ語で日本各地の名所を紹介する  IAPONIA.GR, 英語で日本を紹介する JAPANbyweb 、および 英語版ニュースのGreek.world の共同創設者。

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