ギリシャ、レスリングのオリンピック競技種目存続に向け戦い

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国立考古学博物館(ギリシャ・アテネ)収蔵

国際オリンピック委員会(IOC)の理事会が12日(火)行ったレスリングを2020年五輪で実施する「中核競技」から除くとの発表に関連して、ギリシャオリンピック委員会(EOE)ならびに同委員会のスピロス・カプラロス会長は、明けて13日(水)直ちに今回の理事会の発表に対し委員会の公式コメントを発表。

迫る2020年開催のオリンピックだけでなく、将来におけるレスリングのオリンピック競技種目への存続を賭けた戦いについて、ギリシャレスリング連盟(EOFP)に対する支援と強力な支持を表明した。

今回のギリシャオリンピック委員会の発表の概要は以下のとおり。

「レスリング競技が古代ギリシャにその起源を持ち、古代オリンピックの競技種目にもその存在が確認されていることと、1896年アテネで開催された第1回近代オリンピックにおいて競技種目として採用されて以来今日まで絶えることなく戦われている歴史ある競技であることは世に周知の事実である。

今回のIOC理事会の決定は、オリンピックの歴史に対してだけでなく、スポーツの根幹と逆行することが明らかな決定であることは疑う余地もない。こういった決定は、詳細な研究、分析、そして今回の発表見直しを含めた精緻なデータの公開の後になされるべきものであろう。

ギリシャオリンピック委員会は総力を挙げて、IOCの理事会発表を覆すためのあらゆる試みを支援するものである。」

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ギリシャ人としてレスリングで初めてオリンピックの金メダルを獲得したのは、1980年モスクワ大会でグレコローマン62kg級に出場したステリオス・ミヤキス

1952年生まれのミヤキスは 1972年、1976年、1980年、1984年の五輪計4大会に出場し、1980年に念願の金メダルを獲得。

優れたレスラーとして現在も尊敬を集めるとともに、ギリシャオリンピック入賞者協会(S.E.O.)の会長を務めている。

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