ギリシャのフェタチーズ等、日欧EPAの大枠合意により日本での名称保護へ

今年7月に日本と欧州連合(EU)との間で大枠合意した経済連携協定(EPA)により、羊乳から作られるギリシャのチーズ「フェタ」の名称が日本でも保護される。

これは、今回の大枠合意に基づき日欧双方でそれぞれの地域に根差した生産方法や気候・風土・土壌などにより作り上げられる産品の名称を保護するGI(地理的表示)保護制度が適用されるため。

欧州からは農産品が71品目、酒類が139品目保護の対象として提示されており、農産品のうちギリシャからフェタチーズ、カラマタオリーブ、ヒオス島のマスティハ、クレタ島のオリーブオイル(シティア・ラシティウ・クリティス)の4品目がリスト入り。酒類ではレツィーナ・アティキス、サモス(ワイン)、蒸留酒のウゾの3品目がリスト入りしている。

農林水産省及び国税庁は公式サイト上でこれら品目のリストを公開。10月上旬まで意見書の提出期間を設け、これによる異議申し立てが可能となっている。その後審査手続き等を経てEPAの発効後に保護が開始される予定で、過去日本でも見られたような「ギリシャの国旗を表示したパッケージに包装された牛乳を使ってギリシャ国外で作られたフェタ」などは姿を消すことになる。

 

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