アテネのエレフセルダキス書店、30日(金)に閉店‐118年の歴史に幕

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ギリシャの首都・アテネの地に1898年(明治31年)若きコスタス・エレフセルダキスが生み出した歴史的書店「エレフセルダキス」が2016年9月30日(金)その100年以上に及ぶ歴史に終止符を打つ。

1830年(文政13年)1月22日ロンドン議定書によりギリシャの独立が宣言され、1834年(天保5年)9月18日アテネが新生ギリシャの首都として定められたのち、1896年(明治29年)第1回近代オリンピックが新たな首都アテネで開催されるといった激動の時代の中で、小さな書店として1898年(明治31)に船出したエレフセルダキス書店は1962年(昭和37年)にシンタグマ広場に移転。30年あまりをギリシャ政治経済・文化の中心シンタグマ広場で過ごしたのち、1995年(平成7年)広場からほど近いパネピスティミウ通り17番地に移転。それから20年あまりの間アテネの文化人や学生らの憩いの地としてあり続けた。

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書店の歴史をつづった書籍「エレフセルダキス書店」(2005年発行)

30日(金)以降、118年間に渡ってアテネの、そして近現代ギリシャ史の証人であり続けたエレフセルダキス書店はオンライン書店部門(http://books.gr/)のみで営業を継続する予定。

    永田 純子

    永田 純子

    GreeceJapan.com 代表。またギリシャ語で日本各地の名所を紹介する  IAPONIA.GR, 英語で日本を紹介する JAPANbyweb 、および 英語版ニュースのGreek.world の共同創設者。

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