「太陽がいっぱい」をはじめ、多くの作品が映像化されているパトリシア・ハイスミス(Patricia Highsmith)の小説「殺意の迷宮(The Two Faces of January)」が、ヴィゴ・モーテンセン、キルスティン・ダンスト、オスカー・アイザックらスターを迎え映画『ギリシャに消えた嘘』としてよみがえる。
舞台は1962年のアテネ。ツアーガイドをしている米国人青年ライダルが、パルテノン神殿でめぐり合ったアメリカ人夫妻と出会ったことから始まる物語は、クレタ島を経て遠くイスタンブールへと続いてゆく-。
監督・脚本はH・ジェイムズの古典小説を映画化した『鳩の翼』脚本で英アカデミー賞および米アカデミー賞にノミネートされたホセイン・アミニ。1962年という時代を再現するため、メインのキャストだけでなくエキストラにいたるまで、コスチュームやヘアスタイルを時代考証にそったものを用いつつ、現代的な要素を付け加えたという。
ハイスミスのミステリーを、パルテノン神殿からクレタ島・ハニアの港町、そして牛頭人身の怪物ミノタウロスの伝説で知られるクノッソスの遺跡といった美しいギリシャの風景にのせてつづる本作の公開は2015年4月11日(土)から、東京・有楽町のヒューマントラストシネマ有楽町を皮切りに全国ロードショーされる。
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