旧アクロポリス博物館の建物、6年振りに再利用へ

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ギリシャ文化省の博物館部門は、アクロポリスの丘の上に建てられ、新アクロポリス博物館の開館と同時に閉鎖された旧博物館の建物を再利用すると発表した。

旧博物館は2009年の閉館時から利用されていない。このため、再利用に際しては内装を時代に合わせて改装した上で、修復された発掘物等を展示する予定。また来館者たちが見学できる修復工房も併設されるという。

さらに、現在屋外に置かれているため、天候などによる影響から破損の危険にさらされている碑文やその他の古代文物などを収蔵する屋内収蔵庫も設置される。外装については、当時のまま残されるとしている。

[ 旧アクロポリス博物館の歴史 ]

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photo: kathimerini.gr

旧アクロポリス博物館はギリシャ人建築家パナギス・カルコスの設計により1865年12月30日パルテノンの丘の南東に建築が開始され、1874年に完成。その後博物館の拡大の必要により、1888年には当初建築された建物の傍らに一回り小さい建物が増築された。

続く1953年にはギリシャ人建築家パトロクロス・カランディノスの設計により、最も小さな建物を解体し新たな展示室を建築するための増築工事が開始。その後、まず1956年に一部の展示室の使用を開始、1964年にすべての増築工事が完了、今日に至っている。

永田 純子

永田 純子

GreeceJapan.com 代表。またギリシャ語で日本各地の名所を紹介する  IAPONIA.GR, 英語で日本を紹介する JAPANbyweb 、および 英語版ニュースのGreek.world の共同創設者。

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