ギリシャ総選挙2015:各政党のTVスポットで見るその主張

ギリシャの命運を決める25日(日)の総選挙まであと一週間。党首らをはじめとした候補者による舌戦も激しさを増す中、連日のように流れている各党のTVスポットが注目されている。あなたがギリシャ人なら、これを見た後、誰に票を投じるだろうか?

・新民主主義党 (ND/ネア・ディモクラティア)
「父さんは大変なことばかりだって言うんだ」という少年に向かって、サマラス氏は「正しいことを成すためには、時として困難の中を進まねばならない時もあるんだ」と語りかける。国民はひとつのチームであり、チームにはスタジアム、国が必要だと。

・急進左派連合 (SYRIZA/シリザ)
「俺は国を替えるよ(この国を出るよ)」という青年に対し、女性は「私はこの国を変えるわ」と答える-。

全ギリシャ社会主義運動 (PASOK/パソック)
「これが私の初飛行です!」と語る機長-つまり「新たな首相」に騒然とする乗客たち。自らが操縦かんを握る機体の高度さえもあやふやな機長。果たして我が身をゆだねるべきは誰なのか?

独立ギリシャ人党 (ANEL/アネクサルティティ・エリネス)
おもちゃの列車を脱線させてしまった少年に対し、「君が運転手なら、つねにスピードに気を付けないといけないよ」と諭すカメノス党首。巧みに列車を操り、「ほら、こうすればレールを外れることはないんだ」と語る-。

 ポタミ (Potami/”河”)
「これまで我々は変化を求めていたにも関わらず、旧来の政党に票を投じてきた」と語るセオドラキス党首。我々は国を崩壊に導くことなく、すべてを変えたいのだ。前に進むべき、その時は来た、と。

ギリシャ共産党 (KKE)
「シミティス、カラマンリス、パパンドレウ、パパディモス-何人もの首相がやって来ては去った後、ただ困難だけが残された。同じ人間と、それとも別の人間と、再び同じ過ちを犯すのか?-もうたくさんだ!」と語りかけるスポット。

永田 純子

永田 純子

GreeceJapan.com 代表。またギリシャ語で日本各地の名所を紹介する  IAPONIA.GR, 英語で日本を紹介する JAPANbyweb 、および 英語版ニュースのGreek.world の共同創設者。

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