ワールドカップ2014:カツラニスの退場は必然だった?


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ギリシャでは6月20日(金)深夜1時、日本では朝7時から始まったワールドカップ・グループC予選。しかし結果は誰もが知るとおり、スコアレスドローに終わっている。要因は様々あるだろうが、前半38分、2枚目のイエローでギリシャのカツラニスが退場となり、ギリシャ代表が10人で戦わざるを得なくなったこともその一つであることは間違いないだろう。

コンスタンディノス(コスタス)・カツラニスはギリシャ代表の歴史にその名を刻んだ選手のひとりだ。身長181cm、現在ギリシャ・PAOKに所属し、2003年に代表としてデビューして以来113試合に出場してきた彼の功績に異を唱える者はいないだろう。だが、そんな彼も今や35歳。どんな優れた選手でも永遠に戦い続けられる訳ではない。FIFAランキングで12位(6月5日現在)のギリシャ代表のイレブンとしてつねにトップであり続けるのはそう簡単なことではないのだ。

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カツラニスを欠き、10人となったギリシャ代表がその名高い鉄壁の防御を貫き通しやっとのことで日本に0‐0で引き分けた今、誰もがスタメンとしてカツラニスを起用したサントス監督の責任について語っている。なぜ、彼を?-と。

今年37歳、今回の日本戦で代表戦137試合に出場と、カツラニスより年上で、より多くの代表戦出場の実績と経験を持つヨルゴス・カラグニス(フルハム)でさえ試合途中の41分に投入され、スタメンとして試合当初からピッチを駆け回ってはいなかった。

それだけではない。カツラニスは、パナシナイコス‐PAOK戦では55分に2枚目のイエローで退場、またベンフィカ-PAOK戦では69分レッドカードで退場と、いずれの試合でもメンバーを10人で残して退場しているし、リトアニア戦、そしてPAOK‐オリンピアコス戦でも2枚目のイエローで退場と、今年に入ってこの日本戦で何と5度目の退場なのだ。
つまり、今年出場したあらゆるマッチで-ギリシャ・スーパーリーグ、ギリシャ・カップ、2014 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選、ヨーロッパリーグ 2013-14、そして今回のワールドカップ・グループ予選のすべてで-退場処分を受けていることになる。

サントス監督にはイレブンを選ぶ権利がある。でも、その選択が高くつかないことを祈るしかない。そう、ギリシャがコートジボワールに勝ち、日本がコロンビアに勝利しなかったのなら、ギリシャにも予選突破のかすかな希望があるのだから。

 


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