東京千代田区の大妻女子大学千代田キャンパスで5日(月)「録音された音楽がいかの生命を帯びたものとなるか 音楽の自己組織力-音響空間と聴衆者の心の相互作用」と題して、ギリシャ人作曲家・音楽研究家のフィヴォス‐アンゲロス・コリアス博士による日本ギリシャ協会の特別講演会が開催された。
小雨の降る中、会場となった千代田キャンパスにはルカス・カラツォリス駐日ギリシャ大使を筆頭にギリシャ大使館からの参加者らに加え、主催の日本ギリシャ協会事務局長の川上修二氏をはじめ各界から様々な聴講者が参加。
会場ではコリアス博士自らが制作した実験的な作品の数々を題材に、ビデオや音源といった具体的な資料を活用しつつ様々な事例について紹介。講演後は質疑応答の時間が設けられ、参加者たちからは熱心な質問の応答が行われた。
【 コリアス博士作曲のゲーム音楽・Experientiaのコンサート映像 】