岡山に生きる日本とギリシャの絆:ミティリニ広場と牛窓オリーブ園

Greek

1982年(昭和57年)7月6日にギリシャ・レスボス島のミティリニ市と姉妹都市提携に調印した岡山県牛窓町は、温暖な気候と穏やかな瀬戸内の海で知られる歴史ある町だ。

二つの町が結ばれた後、姉妹都市提携から15周年の記念の年である平成9年(1997年)牛窓の海を見下ろすオリーブロードにギリシャの神殿跡をモチーフにした「ミティリニ広場」が整備された。
海に向かって開けた山腹にたたずむこの広場からは遠くに瀬戸内の島々を望むことができる。

また海を臨む山肌の丘陵地には、第二次世界大戦中の1942年(昭和17年)岡山有数の商家・服部家の服部和一郎氏が作り出したオリーブ畑を端緒に整備された牛窓オリーブ園が広がっており、美しい海とオリーブの樹々がミティリニ広場とともに訪れる旅人たちを遥かギリシャへと誘うことだろう。

牛窓町は2004年(平成16年)11月1日に近隣の邑久町、長船町と合併され瀬戸内市となったが、姉妹都市提携から35年目を迎える今も、ミティリニ広場とオリーブの樹は当時と変わらぬ友愛の念をもって訪れる人々を暖かく静かに迎え入れ続けている。

photos: Junko Nagata © GreeceJapan.com

 

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