ギリシャ人の心の拠り所、アテネ・ミトロポリス大聖堂

アテネの中心地・シンタグマ広場から徒歩で10分ほどのミトロポレオス広場に静かにたたずむアテネのミトロポリス大聖堂(ギリシャ語:Ορθόδοξος Καθεδρικός Ναός της Αθήνας)は、ギリシャ独立後の1842年(天保13年)に建設が開始され、20年の歳月をかけ1862年(文久2年)に完成したギリシャ正教の大聖堂だ。

完成から数年の後にはギリシャの首都の大聖堂に定められ、洗礼、婚礼、政治家や王族、国家にとって重要な人物の葬礼とをはじめとした宗教上の重要な式典が行われて来た。

1999年(平成11年)の震災により大聖堂内部に深刻な被害を受けたことにより長く修復作業が行われていたが、今年2016年(平成28年)遂に作業が完了。周囲を囲む足場や覆いが取り外され、往時の美しい姿がよみがえった。

内部にはアテネの守護聖人である聖フィロセイ、そしてコンスタンディヌーポリ総主教聖グリゴリオスが祀られ、一年を通じて訪れる者が絶えることはないこの大聖堂は、近現代ギリシャの歴史の証人として、正教徒の心の拠りどころとして現在に至るまで静かに人々を見守り続けている。

Αγία Φιλοθέη

ミトロポリス大聖堂に祀られているひとり、聖フィロセイ。

photos: GreeceJapan.com

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